私がコンサルタントになってから、最初に苦労したのがストーリーラインを考えることでした。
そもそも、ストーリーラインって何?って話ですが、要は何か関係者との合意形成をしたい場合に、①どのような話を②どのような流れで整理し、説明するか?ということです。
特に①が難しくて、例えばクライアントへDX とかCloudとかなんでもいいのですが、CoE(Center of Excellence)立ち上げを提案する場合を考えてみます。
その場合、おそらく以下のようなアジェンダがパッと思いつくと思います。
・背景/目的
・お客さんの抱える課題
・支援アプローチ(どうCoEを立ち上げるか)
・想定成果物
・支援体制/スケジュール
ただ、これを話しても、なぜかお客さんには刺さらず、論点もよくわからないまま、会議が終わることが多くあります。
もちろんそれには様々な理由があるかと思いますが、私が最初に躓いたのがタイトルにもある「前提」でした。
上記の例では、お客様の課題、例えば、「現場主体で業務効率化を進めていきたいが、なかなか知見もなく思うように進まない」みたいな課題があったときに、その解決策としてCoE立ち上げをイメージすると思います。
ただ、CoEと一口にってもCoEに対するイメージは人それぞれで、いわゆるテクニカルなサポートを担うエンジニア集団とをイメージする人もいれば、そうではなくいわゆるコンサルタントっぽい、業務プロセス改善に関する提案や課題の整理を支援することをイメージする方も多いです。
そのイメージが合っていないまま、議論を進めてしまうと、発散し収集がつかなくなることがよくあります。
そのため、ストーリーラインを考える際には常に、前提がずれていないか?本題に入る前に目線を合わせておくべき内容はないか?それらを自問自答し続けることが大事です。
上記の例で言えば、以下太字にあるようなコンテンツを間に挟むことでグッと、話がわかりやすくなると思います。
・背景/目的
・昨今のDXに関する企業課題と想定される今後の課題(人によって、DXへのイメージは違うのと、DXの重要性をよく理解していない人も多いので、まずはDXに必要性を理解してもらう)
・お客さんの抱える課題
・CoEのパターン種別と貴社にとってのベストプラクティスの検討(人によってCoEの役割イメージは違うため)
・支援アプローチ
・想定成果物
・支援体制/スケジュール
もちろん、この手の話に正解はないですが、少しでもレビュアーやお客さんから、成長したねと言ってもらえるよう一緒に頑張っていきましょう。